職人だより236　「オリジナル懐中しるこの販売が始まりました」

2023/10/06

10月になり今シーズン初の長袖着用となりました。日中はまだ25度を超える夏日の日がありますが、朝晩は肌寒い日が増えてきています。といっても職場の室内は暖かいので職員皆がまだ半袖で作業をしています。さらに冷え込む日もありそうなので今度の休みは衣替えして備えたいと思います。

そんなんで季節が進み、秋季祭、七五三、新嘗祭、報恩講、お会式など秋の行事のお菓子のご依頼をいただき日々淡々と製造包装をこなしております。また早いお客様からは正月用のお菓子のご注文もいただき始めていて大変有難いです。作業場に完成品や仕掛品や包材などだいぶ増えてきましたのでこまめに整理整頓していきます。

今年の初めから試作をしていた懐中しるこは夏前には配合が確定してロットでの製造も上手くいきました。涼しくなる秋頃からの予定で取り組んでいましたが、最終の包装形態が確定し丁度シーズンになりましたので発売させていただく運びとなりました。

今まで最中を先行して取り扱ってきましたが、日持ちがしないためスポットの行事以外では御供物・撤下品としてかなり難しいと感じていました。懐中汁粉は一般的に最中の中に材料が入っていますが、当社では干菓子で固形にしています。最中種は1組ではなくプリントを施した1個だけお付けしてご利用しやすい価格となるよう配慮しました。小豆と砂糖というシンプルな配合なので、砂糖は上白糖は一切使用しないで沖縄の原料糖のみから作られた砂糖を使用しています。味にコクと深みがある美味しいお汁粉に仕上がったと思います。オリジナル懐中しるこWEBページを作成しましたのでご覧いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

https://kameyarihei.jp/item/kaichu-shiruko/

オリジナル懐中しるこ_img01