職人だより114　「夏詣のたまご煎餅と白蜜せんべい」

2021/05/22

五月晴れの天気は少なく東海まで梅雨入りしていますが、梅雨入り前とはいえ千葉も曇りと雨の日が続いています。作業場内は終日除湿器をまわしたり空調ドライで環境を整えながらの菓子作り対応です。スタッフさんからは洗濯物が乾かなくて大変との声も聞こえていきます。季節の変り目ご自愛ください。

オリジナル菓子のご依頼をいただきましたがありそうで無いから助かりますとのお声をいただきありがたいことです。たまご煎餅にお不動様のモチーフと疫病退散の文字入り、45ミリらくがんにピンクと青のロゴ入り、たまご煎餅に鮮やかな黄緑色で寺紋をプリントなど皆様それぞれのお好みがあります。納期まで時間がある時は見本を送っていますが、そうでない時はデザインを試し刷りして画像をメールでお送りしています。必ず校了をいただいてから製造を開始しています。

来月は6月の大祓がありますがここ数年で全国に広がりをみせているのが夏詣。年越しから初詣のように、夏越から夏詣で更なる半年の平穏を願うお参りです。七夕祭を挟んで1ヵ月程行っているお宮様もあるようで、ある常連様は限定の御朱印も作って対応すると言われていました。徐々に新しい習慣として広まっていきそうです。

夏詣のお菓子は夏をイメージして黄緑色の夏詣の文字の周りに星を施した共通デザインでたまご煎餅と白蜜せんべいをご準備しています。バラ販売を基本としていますがご要望により箱入りも承りますのでお気軽にお問合せください。