職人だより112　「令和3年夏越の大祓　撤下菓子のご案内」

2021/05/08

木々の若葉が生い茂るさわやかな季節を迎えています。気温がだいぶ上がってきているので菓子作りではそろそろ夏の作業着が必要になりそうです。連休中はほぼ出社していましたが前半は急な製造の対応、後半は残務を終わらせたり作業場の整頓などしていたらあっという間に終わった感じです。

以前のブログで賞味期限表示をのし紙に直接印刷し始めるお知らせをしましたが、のし袋の食品表示も基本的に裏面に印刷する対応を開始しています。今までは注文ロットに関係なくのし袋の裏に一括表示シールを貼り付けていましたが、一定数量のご注文に対しては裏面に印刷する運びとなりました。印刷機の版下があるので100以上のご注文は裏面印刷、100未満はシール貼付けで進めていきます。よろしくお願いいたします。

早くも来月で今年も半年が経とうとしています。6月の晦日は各地のお宮様で大祓が行われます。その年の前半の罪汚れを祓う大切な行事ですが、最近は夏越の祓菓子を定番にしていただいたり、水無月をお下がりでお渡しくださるなど以前より大祓のお菓子の魅力をお届けできるようになってきていて有難いです。今年も早くは4月中から大祓用のお菓子のお問い合わせをいただいています。

今年は一部お菓子に仕様など変更がありますが、ご利用しやすくなるよう夏越の和歌煎餅を新たに追加して商品の幅を広げています。大祓当日だけでなく茅の輪を設置した直後からご使用されたり、夏詣や七夕祭までご使用されたりする場合は日持ちのする祓菓子や和歌煎餅をおすすめいたします。7月に大祓を行うお客様もいらっしゃると思いますので納期など柔軟に対応しています。

水無月の製造は6月初旬に1度行い、後は受注を集計して6月中下旬にまとめて製造する予定でいます。お見本は水無月以外はヤマトネコポスで送れるものは無償で手配いたします。冷凍水無月の見本はクール便配送料のみご負担ください（6月初旬製造分より出荷）。