職人だより75　「彼岸法要の御供物　秋彼岸せんべい」

2020/08/22

連日の猛暑日で体調管理が大変なこの頃です。残暑お見舞い申し上げます。暦上は処暑ですので徐々に暑さが収まり始めると良いですね。最近は男性の日傘使用も見られます。こまめな水分補給など熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

昨日はお客さんであり良き友人である宮司さんと久しぶりになじみのお店で食事しました。もともと自粛要請はなかった社寺業界ですが6月から参拝者が徐々に戻り日常を取り戻しているとのことで本当に良かったと思いました。これからの行事は総代さんとの調整もあるようですが、基本的にやり方を少し変えながら全て行うとのことでした。お互いに意見交換しながら有意義な時間を過ごせました。

このお宮様では参拝者さんが記帳できる参拝者帳が賽銭箱の脇に置かれています。神社さんとご縁をいただきたい方が参拝の時に名前と住所を記入しています。そして神社さんでは大祓やお正月など祭典のお知らせをきちんとされています。ここ数年大祓に参列していますが、このお宮様では明らかに参列者が増えている理由が分かりました。顧客名簿を大切にされているからだと。江戸の商人は火事になったら真っ先に大福帳を持ちだしたそうです。普遍の原則は大切です。

8月の盆施餓鬼法要のお菓子は今週末で一区切りした感じです。新しい寺院様とのご縁もいただき感謝申し上げます。このご時世ですが常連さんからはほぼ変わらずご用命をいただきこちらも本当に有難いです。盆が終わったばかりですが9月は彼岸があります。すでに彼岸法要のお菓子のご注文もいただき始めています。

たまご煎餅は昨年同様ですが初秋を感じていただけるように、コスモスと彼岸花をメインのデザインでご用意しています。後の組み合わせは、寺号、宗派紋、彼岸会からお選びいただけます。別に寺紋などオリジナルデザインをご希望であればお気軽にご相談ください。たまご煎餅は1袋で1つのデザインでお願いしています。よって4枚入りと6枚入りは2デザイン、8枚入りは4デザインになります。もちろんデザインは1種類で構わないという方もいらっしゃいます。