職人だより136　「令和4年正月菓子　干支らくがん　干支麩焼・迎春せんべい」

2021/10/23

職人だより136　「令和4年正月菓子　干支らくがん　干支麩焼き・迎春せんべい」

10月も下旬にさしかかり急に冷え込んできました。昨夜は今シーズン初で暖房をつけましたが、作業場では店主以外は全員長袖を着用して仕事に励んでいます。程よい秋の気候がなく何だか急に冬になった感じがします。ま～紅葉はこれからが見ごろなので楽しみですが。

時期的に秋のお祭りや法要のお菓子の準備をコツコツ進めていますが、昨年までとは違いもう年末のお供え菓子は大半を在庫してしまいました。またどうしても木型での製造は時間がとられるのでこれも例年の年末注文分の在庫を積んでいるところです。備えあれば憂いなしで、年末の準備がスムーズに運ぶよう早めに段取りしています。

令和4年の正月菓子をご紹介できるようになりました。来年の干支は寅ですので寅をモチーフにした干支商品として2種類の落雁詰合せと、新発売の麩焼きをご用意いたしました。寅のデザインの選択はなかなか難しく、リアルになりすぎず、また可愛くなりすぎないような寅を採用しました。お正月ですので紅白を基本にして、落雁3個入りは紅白緑で作っています。白地の麩焼きせんべいにはピンクの寅と茶色の寅を描いています。基本的には派手な配色にしないで普通に「綺麗ね～」と言っていただける色合いを心がけています。

昨年に続き迎春せんべいを白蜜せんべいでご用意しています。昨年用いた七福神の代わりに今年は招き猫です。赤色の開運招福文字、ピンクの寅の3枚入りが基本ですが、2枚入りにも対応できるようにしています。2枚は3種類の柄から2種類をお選びください。分かりづらい点などありましたらお気軽にお問い合わせください。次回のブログでは正月の新商品「一年安泰菓子」をご紹介させていただきます。