職人だより12　「夏越の祓菓子箱入りと奉祝の菊紋菓2種」

2019/06/08

関東甲信が梅雨入りで湿度の高いいかにも梅雨らしい天気が続きますが、きれいな紫陽花を見て気分転換でもしたいものです。6月6日は二十四節気の「芒種（ぼうしゅ）」で、「芒（のぎ）＝穂先の毛のような部分」のある作物の種をまく頃になりました。成田ではお不動様の5月参りが終わり、7月初旬の祇園祭への準備が進んでいきます。

5月末頃からお宮様にかめや通信をお送りさせていただきました。まず6月の菓子として「水無月」「夏越の祓菓子」のお知らせでしたが、はるばる大分、大阪、三重などからお問い合わせをいただきありがとうございます。

お見本をお送りさせていただいた神社様から「夏越の祓菓子はとても良いですね。でものし袋入りではなく、うちは箱入りが欲しいのですが・・・できませんか？」とお電話があり、急遽箱入りも準備いたしました。御札と一緒の郵送もあるとのこと、また一つ勉強になりました。まだまだ晦日の夏越の祓までは期間がありますのでお見本送付から丁寧に対応しています。

お宮様から令和の奉祝用に社紋だけでなく、16菊紋菓のお問い合わせをいただいています。今回のご案内（かめや通信17号）では2種類の16菊紋のらくがんをご紹介しています。こちらも見本をお送りすることから対応しています。お気軽にお問合わせください。