職人だより11 「和菓子・水無月と夏越の祓菓子」
2019/06/01
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職人だより11 「和菓子・水無月と夏越の祓菓子」
今日から6月、春から初夏そして梅雨時期へと季節が移っていきますね。6月の和風月名は「水無月」。由来はいろいろあるようですが、「無」は「の」の意味があり「水無月=水の月」と言われています。菓子づくりの立場からだと少し大変(ま~毎年のことですが・・・笑)、気温と湿度が高くじめっとしていますので干菓子づくりは要注意な時期でもあります。
地元のお宮様で仲良くさせていただいている神職さんから「川村さん、水無月つくらない?大祓いのときに作って出したいのだけど・・・」と昨年言われて調べたり構想練ったりして、ゴールデンウィーク前後でいろいろな原料配合試して、お菓子の大きさ(カットの方法)を決め、包装梱包、わざと青カビがはえるまで賞味期限試験したりして、やっと当店の和菓子・水無月が完成しました。
白玉粉や上新粉など原料の選定はお菓子屋さんによりいろいろです。最近ではいろいろな味も出ていますが、うちは糖度はきちんととり定番を意識、過度にもっちりしすぎないこと、大納言小豆はけちらないで多めにボリュームだしています。普通の和菓子屋さんだと200円~300円近くするようですが、うちの場合冷凍送料もありますからお宮様が使いやすい価格にしています。和菓子に辛口の次女から美味しいとゴーサインでています(笑)。併せて今年も「夏越の祓菓子」をご準備しています。
★ 水無月
140円(税別)
*冷凍便で配送
*賞味期限:常温解凍後1日以内
*受注締め切り:6月20日(木)
*大祓い式の前日午後に配送しますので、できれば冷凍庫で保管して大祓い当日の午前中に常温解凍してください。
「厄払いの意味を込めて六月の晦日にいただくお菓子。水無月祓いと氷室の節会の二つの行事に由来する。三角の形は氷の形を抽象化したもので、氷が貴重だった時代に宮中で行われていた氷室の節会にちなむ。邪気を祓う小豆を用います。」
★ 夏越の祓菓子
130円(税別)
たまご煎餅(夏越の祓)2枚
茅の輪らくがん60ミリ1個
※茅の輪 らくがん45ミリ1個(55円)もあります
分かりづらい点はお気軽にご連絡ください。
■ かめや利平㈱ 代表取締役 川村陽介
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