職人だより83　「オリジナル白蜜せんべいが始まりました」　

2020/10/17

10月も中旬過ぎて一段と気温が下がってきています。関東も山間部では徐々に木々が黄色や赤色に変わってきているようですから着実に季節が晩秋へと進んでいます。

この神無月は神の月と言われることもありますが、お客様では秋季祭、外祭、報恩講、お会式など行事が行われています。先日は狛犬獅子奉納祭の特別菓子、来週は普山記念のお菓子など作らせていただき大変ありがとうございます。

今年ももうすぐ年末が近づいてきますが、来週から徐々に正月菓子のご案内ができそうです。日持ちがしてプリントで手軽にオリジナルをお届けできるものをさらに検討していましたが、たまご煎餅のような普通の美味しさを新しくオリジナルで提供できるようになりました。

上品な甘さの卵白を煎餅両面にたっぷりと縫って仕上げた「白蜜せんべい」です。以前からもう少し大きくしっかりしたお煎餅のご希望を聞くこともありましたが、直径が約9センチ弱と大きく見た目がとても立派です。生地が白色ですのでプリントの色合いがたまご煎餅より画像データに近い色でプリントされます。

バラ販売ではのし袋でなく、名入れ印刷したのしシールを貼り付けてお届けいたします。1ケーの入り数は108枚となっています。箱入り品は3枚、6枚、12枚を準備しています。価格帯から2枚箱入りの要望があると思いますので来年には始められるようこちらは準備を進めていきたいと思っています。

お煎餅デザインの中心の宗派紋・寺紋、神紋・社紋の色合いは慶事は白生地にピン色で、仏事は白生地に黄緑色を基本としています。たまご煎餅は茶色が中心ですので明るい色合いになります。詳細は専用ページでご確認ください。お見本が必要であれば遠慮なくお知らせください。なお、正月品ではたまご煎餅と白蜜煎餅の組み合わせ品もありますので2種類を同時にお楽しみいただけます。

白蜜せんべいページ