職人だより230　「令和5年お会式　お菓子のご案内」

2023/08/25

暑さが和らぐ気配はありませんが・・・8月下旬になり各地で花火大会やみたま祭りの盆踊りが今年は久しぶりに行われています。季節の節目の風情のある行事が再開されてうれしいものです。皆様におかれましては残暑お見舞い申し上げます。油断せずに熱中症にはお気をつけください。

季節の変わり目で秋の行事のお菓子のご依頼をいただく時期になりました。昨年まで控えていたお祭りの再開に伴い町会様や崇敬会様のご依頼が増えています。久しぶりの再開に戸惑ってしまうこともあるそうでご準備の方々は大変です。盂蘭盆会が終わったと思ったら9月には秋彼岸がありますが、今年は施餓鬼会に続き初彼岸法要の参列があります。

お彼岸の法要のお供物の他にも秋にはさまざま宗派のお寺様で特有の法会があります。秋冬の浄土真宗様の報恩講にはお菓束菓子などをご用意させていただいておりますが、他の宗派様の法会の御供物は品揃えが十分でありません。そこで少しずつですが他の宗派様の特製菓子も取り揃えていく予定でいます。まず今回は日蓮宗様の御会式用の御供物をご案内させていただきます。

毎年秋のお会式の時期にはくず湯を単体でいただくことが多いですが、中には白蜜煎餅だったり、たまご煎餅だったりとお好みで御供物のご用命をいただいています。宗祖降誕記念の際に千葉県の宗務所様よりたまご煎餅のご注文をいただきご好評とのことでしたので、宗派様の伝統にあるくず湯だけでなく、たまご煎餅との詰合せでセットして「お会式菓子」を調製させていただきました。お見本依頼を承りますのでお気軽にお問い合わせください。