職人だより62 「夏越の大祓 和菓子・水無月承ります」
2020/05/23
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職人だより62 「夏越の大祓 和菓子・水無月承ります」
小満を迎え万物成長し実をつけ始め陽気盛んとなり満つる、そんな時期ですがここしばらくは雨が降ったり止んだりの曇り天気が続いています。自粛解除となった都道府県が多い中、地元千葉は変わらずですがもう少しの辛抱といったところでしょうか。長い自粛で疲れやストレスが溜まったりと大変な時期です。お身体くれぐれもご自愛ください。
5月も最後の週に入りもうすぐ6月、和風月名は「水無月」。由来はいろいろあるようですが、「無」は「の」の意味があり「水無月=水の月」と言われています。きれいな紫陽花が楽しめる梅雨時期の最終日は多くの神社境内で夏越の大祓が行われます。その年の前半の罪汚れをお祓いする節目の行事です。旧暦6月1日に氷を食べて夏バテを予防する風習が古く宮中でありましたが、庶民には高価な氷が手に入らなかったため氷に似せたお菓子を食べたことが和菓子・水無月の始まりのようです。
水無月のお客様からのお問合せを先週いただき始めましたが昨年と変わらず大祓いを行うとのことです。昨年は水無月が総代さんや参拝者に好評だったからもっと頼んどけば良かった~など有難いお言葉もいただきました。小麦が少し品薄と聞いていましたが原料確保も大丈夫なので一安心。
白玉粉や上新粉など原料の選定はお菓子屋さんによりいろいろで最近ではいろいろな味も出ていますが、うちは糖度はきちんととり定番を意識、過度にもっちりしすぎないこと、大納言小豆は多めに使いボリュームだしています。
★ 水無月
140円(税別)
*冷凍便で配送
*賞味期限:常温解凍後1日以内
*受注締め切り:6月22日(月)頃 *まとめて作るのでお早めにお願いします
*大祓い式の前日午後に配送しますので、冷凍庫で保管して大祓い式の数時間前に冷暗所で常温解凍してください。
「厄払いの意味を込めて六月の晦日にいただくお菓子。水無月祓いと氷室の節会の二つの行事に由来する。三角の形は氷の形を抽象化したもので、氷が貴重だった時代に宮中で行われていた氷室の節会にちなむ。邪気を祓う小豆を用います。」
「つながる菓子作り」を大切にしています
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