愛され続ける5つの理由
御供物専門店として260年の信頼と実績
当店は1751年に創業で、私の父で16代目、私で17代目になります。初代「かめや利平」が「かめや」を創業し、成田山門前にて茶店を開業したのが始まりです。明治25年には、当時の店主の川村利三郎の信仰が厚かったことから成田山御供物所の看板を正式に頂きました。
多様なお好みに対応できる品揃えに努めています
神社仏閣様でも十人十色ですので、時代の変化、内部外部環境の変化で御供物の好みや方針など変わったりもします。
専門店として美味しい落雁を提供できる
当店は小規模な和菓子工場ですが、年間を通して工場の稼働はほぼ落雁になります。成型機を多用して幅広いロットに対応させていただいています。もし、うちが一般の和菓子屋さんのように慶事のお赤飯、三つ目の牡丹餅、饅頭など様々な和菓子を幅広く作っていたら、神社仏閣様に今ほど貢献できていないと思います。
型製作から製造・包装・納品まで丁寧に対応しています
当店では納品させていただく御供物は全て完成品、すなわち、お菓子を作り、包装、熨斗掛けまでして完納する事が当たり前だと考えていました。しかし、神社仏閣様の中にはお菓子屋さんに菓子のみを作ってもらい自分の所で包装する所も多いようです。大勢のお手伝いの方々に来てもらい、菓子を一つ一つ包装されるわけです。寺院様から「大変なんですよね。全てやっていただけると助かりますよ。」というお声をいただくことがあります。
製造工程を工夫して価値や魅力をお届けしています
「最近では原料とか値上がってきているのにかめやさんは良心的だね」と言われる事があります。正直申しますと原料はここずっと上がっています・・・。しかし、かめやの家訓である「先義後利」を守り続けられるのは成型機のおかげもあるのです。落雁は生地の変化が激しいので、大量に生地を作ると型抜きが終わる前に、生地が乾燥してしまい出来上がりは壊れが多くなったり、紋様がきれいにでなかったりします。